ひらめき@ももたろう

日頃、あたまにひらめいたことを行動に移しています。ひらめきは、ある日突然来ますが、心穏やかに受け入れましょう。

襖(ふすま)をリニューアル

自宅のふすまをリニューアルしました。

実家のふすま。築40年の歴史を語るべく、かなりよごれていたふすま。貼り替えたらきれいになるとわかっていたのですが、手付かずでした。

たまに、「ふすま貼り替えます」の新聞折り込みチラシが入っていましたが、一枚当たり数千円もかかるので、自分で貼り替えることにしました。

 

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貼り替え用のふすま紙はホームセンターにて購入。
道具は、ペンチ、木づち(場合によって金づちでも代用できないことはない)、小さめのマイナスドライバー、カッターナイフ、はさみ、スポンジ、バケツ、ハケ等。

作業開始

引き戸の取手の部分に固定用の小さな釘が二本あるので、最初小さなマイナスドライバー等で釘の頭を浮かす。ペンチでつまんで抜く。釘は再利用するので、無くさないように保管しておく。

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まず、ふすまの上下の木枠を外します。小さな釘で固定されていますので、最初はスキマにマイナスドライバーなどを突っ込んで、丁寧にこじ開けます。決して急がないように。それと、力を一点に入れすぎると傷がついたり、枠の木自体が折れるので注意しましょう。

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上下の木枠を外したら、ちゃんとどちらが上の枠か下の枠か区別しておきます。
上下でサイズが違う場合があります。

 

次に、左右の木枠を外しますが、コツがいります。

 

固定されている仕組みを理解して木枠をはずす。

写真のように、横枠は釘ではなく金具で固定されています。

五寸釘の頭のような金具が、ふすま本体から出ていて、この頭の部分が木枠側の溝に引っかかるようになって固定されています。

はずし方はコツがありますので、最下段に動画を貼っているので参考にして下さい。

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途中の写真は省きました(笑) なんとか貼り替えられてご覧のようにきれいになりました。

 

ホームセンターで購入したふすま紙にはちゃんと作業の仕方の説明書きがありますので、それをじっくり読んで作業すれば大丈夫です。

ふすま紙の裏側に郵便切手のように糊がついているので、水を含んだスポンジで全体を濡らして、2~3分してから貼り付けます。

 

今回は、古いふすま紙は、はがさないでその上から重ね張りをしました。(2、3回は大丈夫です)

 

取手の位置は上端からの距離と下端からの距離が違うので、どちらが上か常に注意が必要です。今回の張替は柄なしの白いふすま紙なのでよいのですが、柄や絵のあるふすま紙の場合、上下逆に貼らないようにしてください。

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裏表貼り替えます。

最初は、手こずりますが慣れると綺麗に貼れるようになります。

苦労した甲斐があって、ふすまも綺麗になり気持ちよく過ごせています。

 

ふすまの張替作業参考動画


水貼りふすま紙の貼り方 - アサヒペン

 

動画は、ホームセンターで購入したのり付きのふすま紙の張替作業です。

 

本格的に張替をお考えなら以下動画を参照してください。(プロ用)


ふすま(本襖)の貼り方をプロが徹底解説!(胴張り・下張り・上張り)